主にScratchを使用してゲームやシステムのプログラムを作ります。最初にScratchの使い方をしっかりマスターしてから、応用のゲームや課題を作成します。
課題の作品を作れたら、その内容を踏まえたオリジナル作品を作ってもらいます。完成した作品は、ゲームのルールや内容の説明を文章に書き起こしてもらいます。
対象年齢:小学生、中学生
使用機材:パソコン
使用アプリ:Scratch
① 入門(12時間)
Scratchでプログラムしていくうえで、必要な学習内容を学ぶための12ステップを用意。まずは一通りの知識と機能に触れてもらう。最後のステップでは、フローチャートを書く練習をします。プログラムの流れや条件分岐を意識して作っていけるようになる。
② 道場(8時間)
入門で学んだ事を分野ごとに分けて学習する。今後必要なブロックや機能であるため、必ずマスターしてもらうために、用意した様々なパターンを反復練習をしてもらう。
③ 作ろう1(20時間)
テキストや動画を見てお手本のプログラムを作成。簡単なゲームを作成し、基本的なプログラムを作る流れを理解する。プログラム完成後、それぞれのテーマに沿ってオリジナルの作品を作成する。
④ システム(10時間)
Scratchのプログラムがかなり成熟してきたら、高度なシステムを作ってもらいます。世の中にある家電製品やゲームを論理的に考え、実際にScratch上にプログラムしてもらいます。
例)アルゴリズム、自動ドア、電子文字盤など
シミュレーターを作るようなイメージ。ここで世の中にあるもののプログラムを学ぶ。自動ドアであれば「人が近づくとドアを開く」などのプログラムを考えて作る
⑤ 作ろう2(10時間)
テキストや映像の作品を完成させると、それをもとに自由にプログラムを作成する。自分で作成までの必要時間と企画をある程度立ててから作成に取り掛かる。完成すれば、内容やルールの説明を他人が読んでもわかるように文章でまとめる。
特徴
自由選択時間制 | 学校教育との接点 |
---|---|
授業は決められた曜日ではなく行きたい時間や曜日を、自由に決めることができます。 | 算数や国語等の知識を実践的に使い、学校での勉強に説得力が出てきます。 |
パソコンスキルの習得 | 自分のペースで学習 |
パソコン以外にも、IT機器・ネット・アプリなどの汎用的な使い方を、自発的に習得できます。 | 未経験の生徒、集団の授業が苦手な生徒、ほかの習い事で忙しい生徒でも、安心の個別指導です。 |
様々な力が身に着く | 自習スペース |
論理的思考力、問題解決力、創造力、自己発信力など多くのチカラが身に着きます。 | 授業の時間以外の時間でも、生徒が自由に教室で学習できるスペースを用意しています。 |
身につく力
論理的思考力 | 非認知能力 |
---|---|
論理的に考えることができる力で、難しい物事でもシンプルに考えることができるようになります。 | テストの点数では表すことができない能力ですが、非認知能力で行動が変わります。 |
文章能力 | 創造力 |
完成した作品の説明書を作成。質問があれば言葉で説明してもらいます。 | オリジナル作品作りでは、真似をするのではなく今までにない新しいアイデアを考えてもらう。 |
思考力 | 問題解決力 |
どのように作れば実現できるのか、自分で考えるようになります。 | プログラムの中で発生したバグや、その他の問題を、極力自分で考えて解決してもらいます |
入門
【使用機器】パソコン 【アプリ】Scratch20種類のゲームを作ってもらいます。 その後、そのテーマに沿ってオリジナルのゲームを自由に作ってもらいます。
初めてパソコンを触る、Scratchは初めてという生徒でもついていけるような内容です。
・サインイン
・スプライトと背景の追加
・タブの切替
・ブロックの使い方
・スプライトの設定
・画面のボタン
・保存
・バックパックの使い方
・プログラムの実行と停止
・チャレンジ(授業の内容の問題が出題される)

・端に着いたら跳ね返る
・最初の位置と向きを決める
・方向や回転を変える
・チャレンジ(お手本の動きを自分の力で作る)

・X座標を動かす
・Y座標を動かす
・ブロックで動かす
・座標を移動させる
・チャレンジ(お手本の動きを自分の力で作る)

・クリックしたら動く
・キーを押したら動く
・クリックしたら繰り返し動く
・キーを押したら繰り返し動く
・キーを押したら繰り返し動き続ける
・チャレンジ(お手本の動きを自分の力で作る)

・旗が押されたとき
・ネコが箱にメッセージを送る
・箱がネコにメッセージを送る
・ネコが箱と犬にメッセージを送る
・チャレンジ(お手本の動きを自分の力で作る)

・クリックすると変数がカウントする
・旗が押されたときに0にする
・クリックすると音を鳴らして隠す
・コウモリを10秒ごとに表示
・ランダムに表示
・コウモリを複製する
・チャレンジ(お手本の動きを自分の力で作る)

・ネコを操作する
・色判定
・スプライトのあたり判定
・チャレンジ(お手本の動きを自分の力で作る)

・星をクローンする
・男の子を操作する
・星に触れた数を数える
・10個触れるとクリア
・チャレンジ(お手本の動きを自分の力で作る)

・ロボットを動かす
・プレイヤーを操作する
・プレイヤーとロボットのあたり判定
・プレイヤーとロケットのあたり判定
・チャレンジ(お手本の動きを自分の力で作る)
・リストに文字を追加する
・聞いて待つブロック
・入力したデータを追加
・チャレンジ(お手本の動きを自分の力で作る)
・ビットマップモード
・ベクターモード
・行事のプログラム
・一日の流れ
・道順
・自動販売機の飲み物を買う
・今日の服装
・信号待ち
道場
【使用機器】パソコン 【アプリ】Scratch今後、Scratchでプログラミングをしていく上で必要な分野を重点的に勉強してもらいます。 全部で8ステップあり、これさえ理解していれば困ることが無い内容です。
・順番に移動する①
・順番に移動する②
・順番に移動する③
・画面を1周する
・順番に移動する④
・順番に移動する⑤
・矢印キーで移動
・便利なブロック①
・便利なブロック②
・ずっと繰り返す
・10回繰り返す
・20回繰り返す
・10回繰り返すを組み合わせる
・10回繰り返すをずっと繰り返す
・触れるまで繰り返す①
・触れるまで繰り返す②
・押した数字をネコが言う
・数字を順番に表示させる
・星を発射する
・ネコを動かす
・表示・非表示
・クリックすると背景が変わる
・変数を押した数字にする
・クリックした回数を言う
・数字を増減させる
・押した数字の合計を言う
・数字を押してスピードを変える
・カウントダウンする
・スプライトに触れたら喋る
・キーが押されている間動く
・端に当たると元に位置に戻る
・色に触れたら喋る
・Y座標が0より大きければ喋る
・触れたら動きだす
・変数が同じになれば動く
・クリックするとクローンする
・ランダムな場所に10個クローンされる
・クローンされ続ける
・ボールを発射する
・あたり判定を入れる
・並列にプログラムを動かす
・入力した名前を追加
・クリックで追加
・おみくじ
・データの追加と削除
・数字を確認
・円、四角形、三角形
・五角形、六角形、星型
・箱
・ボール
・木
・月、太陽
・信号機
・車
・ラケット
・富士山
・手
作ろう
【使用機器】パソコン 【アプリ】Scratch20種類のゲームを作ってもらいます。 その後、そのテーマに沿ってオリジナルのゲームを自由に作ってもらいます。




















システム
【使用機器】パソコン 【アプリ】Scratchゲームだけではなく、アルゴリズムや世の中にあるプログラムをイメージしてプログラミングしてもらいます。
リストには「偶数の数字」や「3の倍数」と言った、決められて数字だけを追加してもらいます。
整列、シャッフル、削除などの機能を追加してもらいます。
1~10、1~100の数字から、決められた回数だけ質問をして、指定の数字を当てるというゲームをしてもらいます。

お手本では、土管から出てきた虫を、手でパンチして倒すというゲームになります。


何秒ごとに何度を傾けるのか、何度に向けるのかなどを考えながら、最後には現在の時間を指してくれる時計を作ります。

平仮名やアルファベットなどを入力してしまうと「数字を入力してね」と言わせます。

センサーの考え方や、自動ドアで最も優先すべき「安全」を第一にプログラムを作ってもらいます。

リアルな動きを表現するために、いずれも変数を使ってプログラムを作ってもらいます。

できるだけ細かく、何枚ものコスチュームを自分で作り、滑らかな動きをするプログラム・コスチュームを作ってもらいます。

どのようなプログラムであれば処理が重くなるのか、実際に数値で表現して調べてもらいます。

様々な作り方がありますが、算数の%の計算が苦手な人でも作れる方法でプログラムを作ってもらいます。
作ろう2
【使用機器】パソコン 【アプリ】Scratch10種類以上のゲームを作ってもらいます。 これまでより細かい表現や実践的なプログラムが作れるようになります。 その後、そのテーマに沿ってオリジナルのゲームを自由に作ってもらいます。
















YouTubeに動画をアップすることを目的とし、動画編集とともにネット上にアップすることへの危険を実際に体験しながら学習します。
自ら映像の撮影やテロップ等を、ソフトを使用して作成し、人気のある動画はなぜ人気なのか、見せ方を考えながら動画を作ります。
対象年齢:小学生、中学生
使用機材:iPad、iPhone、パソコン
使用アプリ:iMovie、KINE MAKER、Power Director
① リテラシー
動画をアップする前に注意事項や目的を整理する。
② 企画構成
内容等の企画を考えて動画の構成を考える。構成を考えたら、手書きorパソコンで動画構成書を記入する。
③ 撮影
カメラ機器を使って、動画を自分で撮影します。音や映り方などを考えながら撮影します。
④ 素材作成
映像内で必要なOP・ED・BGMなどの素材を作成します
⑤ 動画編集
iPadやパソコンのアプリを使用して動画編集します。段階的に機能を理解して、作れるものをひろげていきます。
⑥ 配信
動画を配信するとき、人気がある動画にするにはどのように配信すればいいのかを考えながら配信します。
特徴
自由選択時間制 | ネットとの接点 |
---|---|
授業は決められた曜日ではなく行きたい時間や曜日を、自由に決めることができます。 | 不安なネットとの向き合い方を、先生が見守りながら実際に体験しながら学習できます。 |
パソコンスキルの習得 | 自分のペースで学習 |
パソコンの汎用的な使い方を、実際に使いながら学習でき、パソコンスキルが格段に向上します。 | こだわりや動画のボリュームが大きくても、自分のペースでいいものを作ることができます。 |
撮影室 | 自習スペース |
作りたい動画の素材となる映像を撮影するための撮影室を用意しています。 | 授業の時間以外の時間でも、生徒が自由に教室で学習できるスペースを用意しています。 |
身につく力
動画編集能力 | ネットリテラシー |
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アップすることができるレベルの動画を編集する力が付き、動画ができている仕組みを知れます。 | 動画を通して、見せ方や魅力的な作品を考えて表現する能力が身につきます。 |
ネットリテラシー | 問題解決力 |
ネットとうまく向き合って活用する力や、実践的なネットリテラシーが身につきます。 | ハードでもソフトでも問題が発生したときの対処能力や発見能力が身につきます。 |
デジタルスキル | 自己発信力 |
ファイル管理力やソフトの使い分けなど、汎用的なパソコンスキルが身につきます。 | 動画を通して、自分の表現したいものや伝えたいことを表現する力が身につきます。 |
iMovie
iPadのiMovieと言うアプリを使い、簡単な動画編集の基礎を学んでもらいます。
編集技術を学ぶ前に、動画をネットに配信することを目標に、ネットの危険性や動画のチカラなど、ネットのマナーであるリテラシーを学んでもらいます。
iMovieは9つのステップで学んでもらいます。
動画が完成したら動画を配信してもらいます。 配信をする前に、動画がネットリテラシーを守れているかなどもチェックします。 どのように動画を配信すればいいのかを考えて配信してもらいます。 ・動画のチェック ・レンダリング ・YouTubeに配信タイトル、概要、サムネイル、検索 |
KineMaster
iPadのKineMasterというアプリを使って、様々なテーマに沿って動画を編集します。
iMovieよりもできることが増え、パソコンで編集できるまでのステップにしてもらいます。
細かい編集までできるようになります。
自分の好きなものを紹介する動画を作ってもらいます。 動画の表現方法は自由で、自分なりにどのようにすればうまく伝わるのかを考えてもらいます。 ・テーマを決める ・台本を考える ・インターネットで検索して素材を探す |
自分で選んだ好きな動画をのダイジェスト動画を作ってもらいます。 動画の要点を絞って、カットすべき箇所と残しておくべき箇所を判断する練習です。 |
教室の生徒に向けた自己紹介の動画を作ります。 自分を知ってもらう動画作りができるようになってもらいます。 ・伝えたいことを考える ・台本作り ・撮影、取り込み、編集 |
動画が完成したら動画を配信してもらいます。 配信をする前に、動画がネットリテラシーを守れているかなどもチェックします。 どのように動画を配信すればいいのかを考えて配信してもらいます。 ・動画のチェック ・レンダリング ・YouTubeに配信 ・タイトル、概要、サムネイル、検索 |
PowerDirector
iPadのアプリで学んだ事を元に、パソコンを使って動画編集してもらいます。
出来ることが格段に増えて、パソコンのデータの扱い方も学びます。
自分の作りたいことをiPadの時よりも自由に作ることができます。